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 CINEMA 4D R11.5 新機能ガイド

映像制作向け機能

■ Adobe After Effects、Apple Motionへの書き出し強化

CINEMA 4Dは、レンダリングした映像だけでなく、カメラやライト、指定オブジェクトの座標を3Dレイヤーとして書き出すことができます。 これにより、3Dモーションの制作や、3Dオブジェクトへの画像の張り込み等をコンポジットソフト上で行えます。

 

レンダリングエンジンの改良

■ レンダリングの高速化

サブポリゴン変位のレンダリングスピードが、6倍高速になりました。
アンチエイリアスのタイプが、レイトレース、スキャンライン、ハイブリットの3タイプ選べるようになり、高速化しました。

■ レンダーインスタンスのサポート

レンダーインスタンスをサポートして、オブジェクトを1000個のインスタンスするようなシーンでも、少ないメモリで高速にレンダリングできます。

 

■ バケットレンダリングをサポート

これまでのラインレンダリングから、バケットレンダリングに切り替えたことにより、スピードアップと消費メモリを減らすことができました。 ※静止画をネットワーク上のマシンで分散レンダリングするディストリビュートレンダリングはサポートしていません。

■ チェックや修正が簡単に

■ GIプレパスレンダリング

R11.5では、GIのプレパスだけを計算できるようになりました。これにより、ネットワーク用にイラディアンスキャッシュファイルの作成の時間を短縮できます。

■ 部分レンダリングをサポート

多くのお客様から要望のあった最終レンダリングの部分レンダリングをサポートしました。レンダリング後、一部分だけ変更があった場合、必要な領域だけをレンダリングできるので、大幅に時間を短縮できます。

背景に影を合成する機能が、GIもサポートしました。

 

大幅に機能アップした画像表示

■ RAMプレーヤーの搭載

R11.5では画像表示には、RAMプレーヤー機能が追加されました。ムービーをムービーソフト無しで、再生することができます。もちろんサウンドにも対応しています。

 

■ レンダリング画像の比較

これまでレンダリング結果を比べるには、Photoshopなどの2Dソフトが必要でしたが、最新版ではCINEMA 4D上で比較することができます。されに、レンダリング結果も履歴としてメモリに残っているので、いくつものバージョンを比較検討することができます。

 

■ マルチパス画像も調整可能

レンダリング画像の拡散照明や影、GIなどをレイヤー形式で書き出すマルチパスも、CINEMA 4D内で調整できます。合成方式の変更や不透明の調整等、Photoshopを使わずに行え、修正したものを書き出すことができます。また、色補正やフィルタ効果も適用できます。

 

MoGraph 2

モーショングラフィックスのためのモジュールのMoGraphがバージョンアップしました。

■ MoDynamics: 簡易ダイナミクス機能

クローナーオブジェクトで作成したオブジェクトに対して、リジットボディダイナミクスを適用できます。また、ダイナミクスのオンオフのアニメーションができるので、一度崩れた積み木が再び組み上がるようなアニメーションも、簡単に作成できます。

 

■ MoSpline: オーガニックなスプラインの生成

MoSplineは、オーガニックなスプラインを作成したり、既存のスプラインに対してエフェクトをかけることができます。あなたのアイデア次第で、これまでになかったようなアニメーションや形状を作成することができます。

 

■ どんなオブジェクトも破砕させるPolyFX

PolyFXは、クローンやオブジェクトのポリゴンを、爆発させたような効果を与えることできます。そのコントロールは、エフェクタを使って行えるので、音楽に合わせて、爆発したり、破壊と再生をくり返したりすることができます。

 

■ 新しいカメラシェーダ

新しいカメラシェーダは、シーンにある3Dカメラから見えているものを、テクスチャとしてオブジェクトのサーフェスに設定できます。たとえば、「どこでもドア」のような効果やカメラのファインダなどを表現できます。通常こうした効果得るには、一度レンダリングしてから、そのレンダリング結果をテクスチャそのレンダリング結果をテクスチャとしては貼る必要がありましたが、カメラシェーダを使えば、その分レンダリング時間を節約できます。

■ その他改善点

そのほかにも、COFFEEシェーダにより、プログラムによって、クローンを操作したり、エフェクタにパラメータが追加されたので、より複雑な動きをコントロールできるようになりました。
また、新しいMoGraphはCINEMA 4D本体のレンダーインスタンスもサポートしていますので、大量のクローンをレンダリングする場合も、高速にレンダリングできます。

 

新しいEditionシリーズ「Broadcast Edition」


新しいBroadcast Editionは、放送業界や映像制作者向けのパッケージです。パッケージには、CINEMA 4D本体とMoGraph 2、映像用素材集、テンプレートが収録されています。
Adobe After EffectsやApple Motionなどの合成ソフトでは、できないような3Dアニメーションを簡単に作成が可能。作成したムービーは、After EffectsやMotionのプロジェクトとして書き出しが行えます。書き出したプロジェクトには、カメラやライト、オブジェクトのモーションが含まれているので、オブジェクトの一部に画像を貼ることができます。

また、映像でよく使うオブジェクトも多数収録されています。デジカメ、カバン、食べ物、スポーツ用品などアイキャッチとして使えるものばかり。さらに、アニメーションが設定済みのテンプレートも用意されているので、3Dソフトを触ったことがない方でも、3Dモーショングラフィックスを作成できます。